労働基準監督署に労災の相談にいったところ、
2004年1月6日 労働/対価(091129入力)
労基署はだれのもの
国家賠償請求裁判 (上)
駆け込み寺のはずが…
「あんたみたいなのがおるから僕らの仕事が忙しくなるんや」。夫がくも膜下出血で倒れ、途方にくれた妻が労働基準監督署に労災の相談にいったところ、担当課長からこんな数々の暴言を浴びせられました。それが原因でうつ病を発症した妻は、労働基準監督署の対応は許せないと、二〇〇三年七月、国と課長を相手取り国家賠償請求訴訟を起こし、たたかいに立ち上がっています。
(略)
「…労基署というところは、働いている人たちの相談に乗ってくれる所、労働者の駆け込み寺だと思っていました。それは働いている人みんなの気持ちだと思います。私だけでなく、労基署でつらい思いをされている人の話をよく聞きます。少しでも良い労基署になるよう、国にお願いしたくて訴訟を提起しました」
(つづく)
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2004.01.06.)